‘03.06.01(Sun.) Kiroroコンサートツアー 2003 “Four Leaves Clover”@沖縄コンベンション劇場

※長いです、重いかも…。

予想通り、定時を過ぎての開演。もちろん、主催者側の問題ではなく、きっと客の入りが遅かったのだと思います、いわゆる沖縄タイムですね。
場内アナウンスのお姉ちゃん、『Four Leaves Clover』を『フォー ラーバス クローバー』と言ってた気が…

ステージは薄い透けるような幕というか、スクリーンで覆われてます。
今回は、それにKiroro in ロシアの映像が流れました、いつもの四葉のクローバーで縁取った(だったかと…多分…笑)スクリーンはありませんでした。
いつもの4倍くらいの大きさで見れたので、最終日だからかなあ…
(と思ったのですが、どうやら台風の影響で機材が運べなかったと後で言っていたので、それが理由だと思われます)

A song of love

スクリーンは降りたまま、メンバーはいつもの場所へスタンバイ、そして、そのまま曲が始まります。『♪恋する~気持ちは…』で、スクリーンが上がりました。

種子田さん、ものすごい笑みで弾いてます、とても楽しそう&嬉しそうでした。
髪は長いまんま(切ってはいないと…)だったかと思います。可愛いという感じではなく、なんだか殿方って感じでした、男くさいというか、そんな意味ですが…難しいですね…(笑)

長い間

終了後、千春ちゃん&綾乃ちゃん、ご挨拶。

千春ちゃんは、2年前に喉を痛めてレコーディングもうまくいかなくてお休みをもらったこと、その間ずっと不安を抱えてて、明日が来るのが怖かった。でも、みんなに心配かけたくなくて誰にも言えなかった。でも歌えるようになって、みんなが待っててくれてて、スタッフのみんなとツアーに出ることができて、ステージを重ねるごとに歌えるということが喜びに変わっていった、と話しました。

ひまわり

この曲もなんだか笑顔で楽しそうでした、口ずさんでましたね。>種子田さん。
多分、他でも歌ってたかもしれないけれど、きちんと確認できたのはここだけだったかも。

曲が終わるごとにアンプの調整をしてました。ライブも後半になると弾いている最中に大急ぎで後ろを向いて大急ぎで戻ってきてという場面も。いつもの機材じゃないから大変だったかと。

くもりのち晴れ

かなりのリピーターさんがいらっしゃるようで、手拍子は最初っからありました。私の隣の殿方はどうやら県外の方らしく、とても熱心に手拍子やフリをつけて踊っていらっしゃったんですが、沖縄ではそういう先導をしてくれる方がいると助かるかもしれません(笑)
沖縄にいると基本的に1ツアー1本の参加が当たり前なので(多分…自分比ですが/笑)

個人的に種子田さんに注目、いつもですけど、常にですけど、それ以上にということで(笑)
今回は上半身を使ったリズムではなく、頭だけになってましたけど、でもやっぱりヤられてしまって、一人クウゥっとなってました、ああ…

君の声

大石さんの音で始まります。それに合わせてメンバーと客が手拍子、種子田さんも参加されます。
この手拍子、2パターンある…というか、そのまんま最初から最後まで同じように叩く方とそうではない方がいらっしゃるように思いますが、それはそれでどっちでもいいと思うんですけど…
リズムが狂っちゃってるのにそれにこだわる必要はないと思うんですが、かなり意地になってやってらっしゃった隣の方がものすごい気になりました、まあ、気持ちは分かるけども(笑)

で、この後、Kiroroの二人を残してメンバーは袖へ。

千春ちゃんがレコーディングが喉を痛めたせいでうまくいかなくて、なかなかアルバムが出せなかったことを話して、でも、その分1曲1曲時間をかけることができたので、素敵なアルバムができました、と。

ひとつぶの涙

なんの曲だったか忘れましたが、なんだか今日はずいぶん可愛い感じで歌うなあ、と思ってました。なんというか…ウィスパー気味というか…(伝わるかなあ)
でも、どうやらそうではなく、ちょっと声が安定してなかったのかもしれません。声量があるときは特に感じなかったのですが、出だしとか低い音とかをとるとき、急に高い音になるとき、ちょっと声が出てないことがあったので。本調子というわけではない気がしましたが、とくにマイナスイメージという程ではなかったですけど。

秋風

愛さない

この曲から、メンバー再登場して演奏します。

終了後、千春ちゃん、奥へ。

去りゆく日々

綾乃ちゃんコーナーです。
ソロアルバムの中の一曲を歌います。
イントロが始まって、歌が始まる直前に中央に出てきました。千春ちゃんとはまったく違う声ですが、彼女の声も大好きです、素直で一直線で透明感のある声で一生懸命に歌う姿はとても可愛いです。

綾乃ちゃんが歌い終わって、でもまだ重実さんが弾いているときに拍手するのはちょっとヤだった(これは沖縄だけじゃなく、Kiroroだけではなく、ライブ全般としてですが)。まあ、綾乃ちゃんの歌に対する賞賛の拍手だから仕方ないかな、とは思いますが。でも、基本的に最後の一音が消えてから拍手したいのです。

歌い終わってからお話。
毎回1曲づつ歌って、28回歌っても緊張する…そうです。
デビュー当時、仕事のことでいろいろ悩んでいたらお父さんが、一瞬一瞬を大切に過ごせばきっとすごい時間が過ごせるから、と言ってくれたことを歌にしたそうです。
今を一生懸命大切に過ごさなきゃなあ、と思っていて、自分でもこの歌に励まされている…というようなことを、ちょっと泣きそうになるのを堪えながら話してました。
「聴いてくれて、ありがと♪」というのが、とても可愛いかったな。

JESSICA~ちんぬくじゅうしぃ~

楽しい感じの曲です、誰の曲だったかなあ…
この曲の福ちゃん、ずーっと綾乃ちゃんの方を笑顔で見てて、なんか本当に楽しそうです。ステージ左側にいる、綾乃ちゃんと福ちゃんと重実さんで一つの世界を作ってて(笑)、右側でドラムセットに固定されている大石さんと、椅子に座って弾いている種子田さんは、彼等の様子を笑顔で眺めながら自分のお仕事をキチっと、という感じ。

「ちんぬくじゅうしぃ」は沖縄の童謡で「里芋の雑炊(もしくは炊込ご飯)」という意味です。
重実さんが三線を弾き、綾乃ちゃんがメロディラインをピアノで弾き、次に種子田さんがベースで参加です。
そして、下手から千春ちゃんが帰ってきます。

Best Friend

未来へ

曲間、重実さん…カノンなんだろうか…違うのか…カノンアレンジなんだろか…微妙、私には判断ができません(苦笑)
「未来へ」の音源が手元にないので、なんとも言いがたい、オリジナルなのか?最後の福ちゃんのギターのときには、カノンでした。>重実さん

ここでお話コーナー。
綾乃ちゃんも前に出てきます。『感動した♪』と千春ちゃんを称えながら。

千春ちゃん『2/13から始まりましたが…最初はどうなることかと思ったね』
綾乃ちゃん『ねえ!大成功だったね!!』
千春ちゃん『…まだ終わってないけどね…』

千春ちゃん『このツアー、いろいろ事件があったよね』
綾乃ちゃん『事件なんか…あった?』

本当は4泊くらいの日程だったのに、てっきり1泊だと思って着替えを持ってこずに新潟に行った綾乃ちゃん。周りにショッピングセンターもなく、コンビニも全然なくて、せっせと毎晩お洗濯をしたそうです。
とても寒い季節で、新潟に着いてからさらに電車で2時間くらいの場所で、トンネルを抜けると吹雪で…

綾乃ちゃん『本当はあれ、とってもびっくりしたんだよ~』
千春ちゃん『分かってたよ、だって急に無口になるんだもん』
      とメンバーに向かって、ねえ?という風に。
綾乃ちゃん『東京駅で、なんでみんな荷物多いんだろうなあ…って』
     『いろいろ楽器を持ってきてるんだなあ…って』
千春ちゃん『突然、日程表とか見て調べはじめたもんね(笑)』

宮崎から沖縄に30日に入らなければいけなかったのだけど、台風の影響で結局トラック2台分の機材が運べなかったので、急きょ、沖縄にある機材を借りたとのこと。駐車場に沖縄の音響関連のトラックが2台あったのはそのせいだったのね(笑)

Kiroro『それなのに、ここまでできるってすごいね。
    スタッフのみなさん、ありがとうございます~』
   『でももう28回、もう終わってしまうのが信じられない。
    信じたくない…』

綾乃ちゃん『でも、最後が沖縄っていうのはいいね、落ち着くね』
 
急に、クイズが始まりました、千春ちゃんから綾乃ちゃんへ(笑)
綾乃ちゃんもびっくりして、「え?私に??」と言ったあと、「…いいよ」と言う声がものすごく不安で小さくなってました。

千春ちゃん『熊本の名産はなんでしょう?美味しいもの。』
綾乃ちゃん『………カエル』
千春ちゃん『食べてないでしょう~!』

重実さんがパカパカとモノマネ(笑)をしてくれて、それを見た綾乃ちゃんようやく『馬』と答えました。

千春ちゃん『高知は?』
綾乃ちゃん『いつ頃行ったっけ?みんな覚えてる?(とメンバーを見る)』
     『(けっこう大きな声で)トビウオ?』
千春ちゃん『なんでよ!食べたわけ?食べてないくせに(笑)』
これも誰かからヒントをもらったのか(見逃しました…)、「かつお」と言って、美味しかったねえ…と言ってました。

アルソア化粧品のイメージキャラクターに選ばれたお話。
綾乃ちゃんがいつものように、色が白くなって毛穴がちっちゃくなるの!と力説してるとき、種子田さんが妙に袖の方を見て笑ってるなあ、と思ったら。

宣伝ポスターをプラカード風にしたものを持ったスタッフが顔を覗かせました。
それに気付いたKiroroの二人はものすごく驚いて、恥ずかしがりながらもスタッフを呼び込み、そのまま素通りさせてスタッフさんは上手から下手へポスターを客席に見せながら去っていきました。

綾乃ちゃん『アムネス!…?』
千春ちゃん『アムニーサースレア!』
千春ちゃん、綾乃ちゃんが次に何を言い出すのかと、ほんと見てても分かるぐらいハラハラと不安な感じで見てました(笑)話が終わったあと、あ~、良かった、と言ってましたもん、可笑しかった。
やっぱりね、商品名は間違っちゃいけないもんね、普通(笑)

ちょきん�
(↑機種依存文字でごめんなさい、でも正式名称なので…ハートです。)

種子田さんから始まります。
この曲から立ち上がったかな、サビの部分で手を左右に振る千春ちゃんに合わせて客席もならう。

チョコレート

タイトルは可愛いけど、実際の曲は結構はげしくって、種子田さんのプレイも見どころ満載。
千春ちゃん、ところどころ歌詞を飛ばしてたけれど、忘れたわけじゃなくてどうやら聴こえないとかそんなトラブルだったらしく、途中で上手側に走ってスタッフに指示。

ランナー

これも種子田さんの音から。
千春ちゃん『親戚もたくさんいるんで~』と照れ笑い。
Kiroroの曲は静かな曲が多くて元気な曲はあまりないので、ここで楽しんで踊って下さい、と。
その声に、今まで座っていた方々も立ち上がってました。
合間に「ハッハッ、イヤサッサッ」も入って。

そして「~だいじょうぶだよ♪」のあとにピタリと演奏が止まるようになったのはいつからだったっけ。
千春ちゃんの『重実さんで~す』の声のあと、重実さんがマイクを持って…

重実さん『お約束なんで、ぜひ、ご一緒にお願いします』
    『元気ですか~!いくぞ~!!』
    『1、2、3、ダアアアァ!!!』

その後、千春ちゃんの「~だいじょうぶだよ♪」で曲に戻りました(笑)
終わった後、あちこちで指笛も聞こえました。

※これ、知り合いの報告によると、熊本で種子田さんがやったようです。
 見たかった&聞きたかったなあ…

最後のKiss

ああ、今気付いた、正式名称「砂に書いたラブレター」じゃないんだ(苦笑)>今更。
1番の歌詞の一部を下手側で観客に歌わせて、2番目は上手サイドで。
「砂に書いたラブレター」の歌詞のとこで両手を左右に振るのはお約束。

約束

種子田さんのカウントでイントロが始まります。
客席に、マイクを向けたら「ミーミー」(中国語でちょっと秘密の意)、「ティンティン」(ちょっと聞いての意)と音程なんか気にしないで叫んで下さいとお願いした後、メンバー紹介。
種子田さん→大石さん→福ちゃん→重実さん→Kiroroの順。

本編終了。
メンバー全員前に出てきて、手を繋いでご挨拶。
下手側から右足を後ろに引いてクロス。
みんな一斉に右足をもとの位置に戻して終わり。
種子田さんは、一度だけ両手を挙げて手を振って、振り返らず(笑)、下手へ。

———-

EC1

いつもとは違うピースマーク(っていうんだろか、黄色いの…)Tシャツを着てKiroro二人のみ登場。
戦争が始まって、自分達にもなにかできることはないか、という話の中でできたという曲を披露してくれました。

『平和ボケの私達、本当の幸せを誰か教えて下さい』
『本当にそれでいいの?聞こえない?この島の叫びを、珊瑚の叫びを…』

そんな感じの歌詞でした、聴きながらいろいろ考えて、ちょっと涙しました、ありがとう。

そして、また二人は奥へ。

EC2

いつものKiroroツアーTシャツに着替えて再登場。

台風の影響でこのTシャツを持ってくることができなかったので、ネットで申し込んで下さい、沖縄の人は送料無料です、との告知でした(笑)

千春ちゃん。
私達のHAPPYがみんなに伝わるようにとつけた『Four Leaves Clover』だけど、喉を痛めたことで自分自身があまりHAPPYを感じてなかったかもしれない、でも歌えるようになって、みんなで一緒に楽しんで歌うことができるようになって、恋愛の歌もいいものがかけるようになって…恋愛の新曲を歌いたいと思います。

『あなたに出逢えて幸せだと思い続けたい、永遠に…』

タイトルは言ってくれませんでした…とてもあたたかい素敵な曲でした。
私の表現力ではこれ以上はムリです…

EC3…月の夜

沖縄の海でみんなで酒盛りをしながら歌う感じで…と説明した後、メンバーがステージ前方で直に座って胡座をかくと、会場から笑いが起こりました。
期待に反して、泡盛の登場はありませんでした(笑)

右から、千春ちゃん→種子田さん→大石さん、重実さん→福ちゃん→綾乃ちゃんの座り位置は変わらず(合ってる?)。
身体を揺らしながら演奏する種子田さん、隣の千春ちゃんとぶつからないように千春ちゃんの動きを横目で見ながら合わせるのも毎度ですね。

ソロは福ちゃん→大石さん→種子田さん→重実さん→綾乃ちゃんの順。

種子田さん、ギターを弾く感じで一発かまします、普段ならソロ=チョッパーが多いので貴重ですね、かっこいいです。終わった後、定位置に戻るときに千春ちゃんが「よかったよ!」という感じで手を上げてました。

重実さん、今日も笑点のテーマでした。観客もそれに合わせて手拍子してるし(笑)

綾乃ちゃんは「ハイサイおじさん」
マイクの前に真正面向いて胡座かいて、「ハイヤ」と千春ちゃんが合いの手を入れて。

今日は上からの桜はなかったかと。
千春ちゃんがいつものようにみんなの上に振りかけるんですが、かなりの固まりを直接ダイレクトで福ちゃんへ(笑)とても楽しそうでした。

EC4

本当だったら、ここで終わりなんですが。スタッフに内緒で曲を作ってきました~♪本当にさっき作ったから、みんな失敗するかもしれないけど…と千春ちゃん。

『あっというまだったよね今夜、楽しんでもらえたかな?』
『忘れないで、忘れないよ、忘れないで、このとき、この瞬間』

最初の方、種子田さんの音がほとんど聴こえなくて焦る、私が個人的に。途中で聴こえるようになったので一安心。

忘れないで~♪のとこは、綾乃ちゃんも一人で歌って、ちと音取れなくて照れ笑い。その後、客席も一緒に歌いました。

立ち上がって、千春ちゃん、種子田さんの背中をポンポンと。種子田さんも千春ちゃんの肩をポンポンと返しました。いつものように沖縄民謡が流れサポートメンバーは下手へ退場。綾乃ちゃんの前を通るとき、綾乃ちゃんに声を掛けられて、種子田さん、右手の親指を立ててお返事して通り過ぎました。

———-

追記。
いつだったか忘れちゃったけど、千春ちゃんが足をバタバタしながら、楽しい~!って感じの表現を種子田さんに向かってしたら、水を飲みながら頷いて応えてたのがなんだか微笑ましかったです。

あと、多分、アンコールで前に座ってるときだったと思うのだけど、千春ちゃんが「楽しいね」と言って種子田さんが「楽しいね」と返したと思うんですが、千春ちゃん、ソコ、オンマイクにしなきゃだめじゃ~ん(笑)

沖縄だからといって、4/6のライブのように特にテンションが高いわけでもなく(笑)、特になにかサプライズがあったわけでもなく、普通にライブは行われました、新曲がいっぱいという特典はありましたが。
もしかしたら私が参加したどこの会場よりも落ち着いてたかもしれない、もちろん、トークではいつもと変わらず炸裂してましたけどね(笑)地元ということでリラックスして気負わずに安心してできたってことなのかな。

いつも用意されているセットリストボードを探したけれど、どこにも見当たらず。
台風で持って来れなかったのかなあと思いつつ、会場ロビーを端から端まで探したけどやっぱりなくて、でもやっぱり諦めきれなくてスタッフさんに聞いてみました…やっぱりなかった…
今日こそ欲しかったんだけどなあ…

基本的に沖縄レポですけど、Kiroroツアー全般の覚え書きみたいなことも兼ねて、あちこち説明的に書いたりしてます、ご了承下さい。

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