‘040117〜18 THE TOUR OF MISIA 2004″MARS&ROSES”@東京ドーム

(※覚えてる部分を箇条書き、日記より抜粋&手直しあり。)

初日はBブロック、想像していたより随分と前の方(このブロックの前にはAブロックが無かったので)、らっき。
そして2日目は…明らかに遠い、遥か彼方、かなりショックを受ける。それでも、双眼鏡もあるし…と思いきや、すぐ目の前に大きな殿方が2名、そのまた前に2名、そのまた前には背の高い女性、そのまた前に殿方…と、始まる前から見えないことを覚悟する羽目に…

ステージには…多分、最初は大きな幕が掛かってて(苦笑)ステージ両サイドに大きなスクリーンとその下に少し小さめのスクリーンがある。初日は初めてということで、2日目は座席のショックから、セット等詳細を観察する余裕なし。今回は、総制作費21億円だそうです…こんな見方ばっかりしてたら、ほんとバチが当たりそうですね。

両日とも20~30分押しで開演。
スクリーンに蒸気機関車の運転席からの目線のような感じで映像が始まる。途中、スクリーンにカウントダウンが表示され、『5.4.3.2.1』で、線路を飛び出し東京の夜空に(東京タワーが映ってました)飛び込み、ライブ幕開け。

ステージ奥の壁中央に大きくて透明な球体の中に真っ赤な唇、ステージ両サイドに円柱(を縦半分に切ったもの)を重ねて階段状になったセットが二つ(これは、後にくるりと回転してバンドメンバーが現れます)。天井には網状の「オリガミクロス」(スポニチ表現)、七夕のときに折り紙で飾りとして作るような切れ目の入ったものが張られていて、ライブ中に動いて縮んだり、伸びたり、広がったりと、いろんな形になって演出。

オープニングは、MISIAとダンサーのみ。
『IN MY SOUL』
去年シングルカットされた曲&来月出るアルバム『MARS&ROSES』の1曲目。ガーっと激しい曲でくると思いきや、しっとりとした曲で、白い衣装。
ライブで2度しか聴いてないけれど、耳に残る曲、ライブ終わってからもときおりサビの部分が頭をグルグルしてたり。ロングトーンに観客の感嘆の声があがる。

DJ、TA-SHIが登場。
クルクル前後ろ…というか、縦回転するターンテーブルとともに、そしてHIP-HOPメドレーが始まる。

『ESCAPE』
MISIA、着替えてきて赤い衣装で。ダンサーさんの衣装と踊りが個人的にイマイチ感ありあり。あのダンスにあの衣装(ちと露出が多い感じ)だと、綺麗に見えにくいんじゃないかな、と思った。いや、踊れないのでまったくの素人意見ですが。ダンサーがどう、衣装がどう、じゃなくて、その組み合わせが違うとまた変わる気がした。

『Rythme Reflection』
ものすごく大きな音で花火というか、火柱、というか(笑)があがって、吃驚した。
MISIA「東京ドーム、もりあがっていくよ~!」

『LAILA』
「LAILA」のとこを観客に歌わせて。

『めくばせのブルース』
観客と、oh・ohのコーラスのみ。うーにゅー、バンドでフルで聴きたかったよ…

『BACK BLOCKS』
この曲を聴くと泣きたくなります…ま、個人的な想いで、ですが。両日とも、ちと苦しくて大変でした…胸にくるいいメロディだと思うのですが、その分、余計に切なくなる感じ。一度、頭の中をフレーズが浮かぶと、一日中駆け巡ってたりする、印象深い曲です。

『GROOVIN’』(MISIAサイトで先行試聴できます)

MISIA、奥へ。
ダンサー登場、そして左右の段々のセットがくるりと回転して、バンドメンバー登場。

DJ(TA-SHIではなく)にてメンバー紹介(ダンサー紹介のあと)、それぞれに結構長い…8小節くらいのソロまわしあり。
最初に「Guitar、KENJI SUZUKI(鈴木健治/すずきけんじ)」「Bass、TAKESHI TANEDA(種子田健/たねだたけし)」「Organ&Backing Vocal、KUMI SASAKI(佐々木久美/ささきくみ)」「Saxophone、あきおちゃーん(鈴木明男/すずきあきお)」「Turntable、DJ TA-SHI」「Musical Director&Keybords、TORU SHIGEMI(重実徹/しげみとおる)」、「Drums、ALEX(青山純/あおやまじゅん)」。
しかし、思った以上に、バンドメンバーの立ち位置が低い、も少し上げてくれたら見やすいのに…と密かに思う。

その後、ゴスペルクワイヤの紹介

そして「MISIA!」

種子田さんソロはもちろん、チョッパーT.T、爆裂っ!とまではいかないけど、そこそこ激しく。かっこいいのはいわずもがな、他の方のソロの裏でもいい感じで弾き続けてるのでなかなか目が話せなかったりして(笑)
特筆すべきは…ダンサー3人、アフロ頭で登場だったんですけど、メンバーのソロのときに、そこへ行って踊ってたり、周りでいろいろやって盛り上げて下さってるのですが…初日、3人の中のお一人様が、私と種子田さんのど真ん中にいらっしゃいまして…貴重なソロ、かっこいいチョッパーが全く見えなかったのす…(スクリーンを見るという機転がきかなくて、いやー、どいてー、と遠くから叫んでました…)
この日はガムを噛んでいたのを確認。
両日とも、使用ベースはアップライトを含め4本。白いのは新しいものらしい。

2日目は、見えないことが事前に確定していたし、スクリーンに映ることも分かっていたので、ソロが始まると最初からスクリーンを凝視。そっかー、昨日もこういうプレイをしてたのかーと確認(泣)、いやー、目の前にいるのにー、どしてスクリーンチェックなんだよー、と思いつつ。

種子田さん衣装、ボトムが外サイドからグレー・白・グレー・黒のストライプ。膝のところに膝当てのような感じで黒い色が横に配色。靴までは見えず。上は、シルバーのノースリーブ&前開きジップ&大きめのフード付き、その下に肩口は隠れるような感じで黒メッシュ素材のもの。シルバーの方の袖刳が広いのでメッシュシャツ、左胸上部にジップが斜めについているのが見えた(ような…多分)。
主に私の席からは横向き姿なので(左方を向いて弾くことが多し)、…腕フェチ&背中マニア心をかなり満たしてくれました(笑)、見えそうで見えないチラリズムもまた…>バカ。
両日とも、釣り針型のペンダント。ベースチェンジの際に、フードをあげてストラップを下にもっていく一連の作業(笑)が可愛い。

初日、前の方で見てたけれども…青山さんは譜面台でお顔は完全に隠れて、重実さんと久美さんはなんとか、明男さんは久美さんの後ろの方にお顔だけが見える…という感じ。健治さんはOK、ソロがギュインギュインでかっこよかった。
後日確認で、明男さん、フルートとソプラノ&アルト&テナー&バリトンサックスを使用されたとのこと…うう、やっぱ耳だけではムリでした。集中してたら聴こえただろうけども、目も耳も一点集中だったから…(苦笑)しかも、パーカッションも担当していたとのこと。星空のときみたいな感じだろうか。DVD(2004.3.31に発売予定)でちゃんとチェックしなきゃ、です。

そんな状況なので、今回はバンドメンバーではない須藤豪さんのお姿なんて見えるはずもなく…ステージが広すぎて、いろいろ見どころがありすぎて、いろんなものを見落としてます、ずーっと見てたはずの種子田さんのことも記憶が曖昧だったり(苦笑)

『つつみ込むように…』
いつものように「特別な言葉をいくつ話そう」「特別な出会いがいくつあるだろう」の箇所を観客に歌わせる。
この曲は、星空のライヴでは私が一番好きだな、と思った曲。でも曲調が全然違う、前回はアコースティック、今回は随分とPOPな感じ、今回の方がバンド編成だけども、個人的には星空の方が好き。
最後の方で、だんだんとキーが高くなっていくところ、さすが、しっかりと綺麗に声が出てる、観客からも歓声。

『陽のあたる場所』
サビの部分の英語詞を観客に歌わせる、これも恒例事項。

長めのMC。
「こんばんわー!初めましての方は初めまして、何度か目まして、の方はお久しぶりです」と挨拶。何度か目…のとこ、少しかんだ(笑)
以前からアンコールのとき、お客さんがウェーブをしてくれてると聞いているけれど、MISIAは見たことがないのでやってみませんか?と。

どういうふうにやったらいいのか、お客さんとコール&レスポンスでいろいろな案を出しつつ、決定。
1日目は、MISIAがステージ上で最初に頭を下げて手を挙げるのを合図に、ステージに向かって右の方から左へ向かって、アリーナ、1、2、3階席それぞれにウェーブ。右から左に移りゆくケミカルライトの波を追って眺める種子田さん(笑)を見る私。もちろん、自分のウェーブの出番も忘れませんが。
が、どうやら照明の光が当たって、肝心のMISIAには見えなかったらしく、照明さんにお願いしてライトを落としてもらって、再度挑戦。「三の、が、はいっ!」(笑)というMISIAの合図とともに、実行、成功しました。

2日目、MISIAが一晩考えてきた案を提示、今回は8の字ウェーブをして欲しい、と。1、2、3階席は両サイドからスタートして、途中クロスしてそのまま逆サイドまで行く。アリーナは、ステージに向かって右から左へ。
スタンド席の方は成功、アリーナは失敗(後ろから見てたらボロボロだった)。座席配置の関係もあると思うけれど。そしてそれはMISIAにもばれてて(笑)、「センターは失敗した?」と言われる。

MISIAが「もうやめたい?」と問うけれど、完璧にやらないでかっ!と、リベンジ。
前方のお客さんがMISIAに提案してくれて、アリーナは前から後ろ、そして後ろから前に戻ってくるという形に変更。MISIAが「えー?練習しなくて大丈夫?」と心配してましたが、やれるよーっ!ということで、ぶっつけ本番。もち、成功。

MISIA「みんな大好き~!」「みんな最高~!」

その後、2/11に出るアルバム『MARS&ROSES』のお話。
去年の火星最接近と、MISIAの好きな本「星の王子様」などとが絡んでタイトルが決まった、と話をするも、飛んでしまったらしく、水を飲ませて下さい、と(笑)。一息ついて、タイトルにも関係してて、MISIAが作詞&作曲をしたという次の曲へ(初日)。
このアルバムには、MISIAが7歳のときの歌声も収録されているとのこと。

火星は昔から災いの星と言われいて、薔薇は愛の象徴と言われている。そういう火星を薔薇で包む、災いを愛で包む、そういう意味合いも含まれているとのこと(2日目)。

『Little Rose』

『It’s just love』
星空のライヴではお休みして種子田さんは弾いてなかったので、今回は聴けてちと嬉しい。

『忘れない日々』

『———-』
重実さんと種子田さんで、静かで穏やかなイメージ、が結構情熱的な感じのインスト曲。
このときはアップライトベース使用。
ドームじゃなくて、ライブハウスで聴きたい音&曲でした、ぜひ、そういう環境でも一度やってほしい、切に。
集中して聴きたい&見たいのに、二人がとても素敵な音&プレイを魅せてるのに、やはりメインアーティストがいない、しかも歌ものではない曲はナイガシロにされてしまうのか…
トイレタイムに使用するのはいいけれど、大声で話をするのは勘弁して欲しい…もったいなくてしょうがなかった。

2日目、そういう感じだからこそ、双眼鏡を使って障害もなく見ることができたのですが…皮肉だわ…
スクリーンに種子田さんと重実さんが交互に映し出されるのだけど、やっぱりナマ種子田さんを見たくて(双眼鏡は使ってるけれど)スクリーンとステージを見るのに大忙し。

『心ひとつ』

『キスして抱きしめて』
この曲のときは健治さんと重実さんのみで、種子田さん他メンバーは袖へ。

MISIAを含め、皆さん袖へ。

『Day by Day』 byゴスペルクワイヤ
この曲は、新アルバムの中の『涙のプレゼント』のオリジナルリリック曲のようです。

上記曲の途中でバンドメンバースタンバイへ。

『BELIEVE』
バンドの音が止んでMISIAとゴスペルさんたちだけが歌う後半アカペラ部分、種子田さん(他のメンバーも、かも)、手を打って観客を先導&共に。

『THE GLORY DAY』
重実さんの音とゴスペルさんとMISIAで、しっとりと静かに始まる。途中でバンドさん参加で壮大になってくる。2番目の歌詞と、とある箇所のバンドの音が大好きで(今回のアレンジでは少し物足りない気もしたけど)、やっぱり好きだ~と思いながら聴く。

『Everything』
バラードだとばっかり思っていたけれど、今回はものすごいアレンジで(笑)種子田さんも大活躍って感じでチョッパーT.T。個人的には嬉しい仕様ですが、歌い上げ系の定番を好きな方々はたくさんいらっしゃると思うのだけど、OKなのかな?どうかな?と少し気になった。でも、MISIAはリミックス盤をいろいろ出してるので、ソレはソレという感じで受け入れられてるのかな、とも思う。

最後は、ステージ上手側の方に消えた…と思ったら、野球のときに使う乗り物かな、運転席の後に3、4車両が繋がった感じの乗り物の上にMISIAが乗って、最後尾には白い大きなクマさんが後ろ向きに乗ってて、バルーンが3つくらいついてて、スタンド席の近く、アリーナの外をグルッと走って行きました。いつものように、MISIAはスタンド席に向かって輪っかを投げて。
2日目、かなり近いところでそれが見えたのですが(苦笑)、印象は「MISIA、ちっちゃっ!」でした。ステージにいると、どんなに遠くても小さいイメージはないのですが、このときのMISIAはとても小さくて子供のような感じで、とても可愛かった。しかし、ステージで大きく見えるというのは重要だと思います、やはり本物なんだな~、と思いました。

ステージはライトが当たって明るくなり、バンドメンバーの様子が随分と見えやすくなる(笑)
MISIAがアリーナ外を走っているのを見ようと、ファンの方は後ろを向くのですが…ステージから目を離せないので必然的にたくさんのお客と向い合せになる形に。怖いので(苦笑)、双眼鏡を外さずにずーっとステージに没頭(1日目)。

本編終了。

アンコール1回目。
まず最初にバンドメンバーが入ってくる。青山さんは、2003ツアーでもやっていたけれど、白いタオルを大きく振り回しながら。

メドレー。
『NEVER GONNA CRY!』『CRY』『SWEETNESS』『果てなく続くストーリー』『飛び方を忘れた小さな鳥』『FLY AWAY』『I MISS YOU~時を越えて~』

両日とも、この部分の記憶がぶっとんでます、見事にありません(苦笑)
アンコールというより、本編2部と称してもいいくらいの時間と勢いとノリと…いろいろ。とても楽しくて、種子田さんの音も弾けていい感じに聴こえるし、本編よりもうっきうきで見てたかも、でも?だから?自分も弾け過ぎて真っ白です、燃え尽きました。
レーザーが会場中を彩って、ダンサーがレーザーガンを持ってたり、全体を見ることができたら、それはとても素晴らしいステージ効果だったかと思うのだけれど、双眼鏡を使って一点集中してると、あまり意味無かったりするので…演出泣かせのファンはここでも…今年も健在だったりするのです…なのでこの場面はDVDできちんと見ようと思います(苦笑)

『INTO THE LIGHT』
バズーカ砲噴射(笑)、これも定番になっているかな、勢い良くテープが飛んできました、のでゲッチュ(1日目)。
♪into the light♪のところで、両手を上に挙げるのがお約束、ファンが参加できる曲の中で一番ワクワクする曲かも。

アンコール2。
今ツアーは、予定調和なダブルアンコール。
MISIA「皆さんと同じ時間を過ごせて、とっても幸せですっ!」

新メンバーを紹介します、とMISIA。ステージに三日月の形のセット、そして小さな梟が止まってます。スクリーンにも映し出され、どうやら本物みたい(笑)
『ルーサーといいます♪』
アンコール間、ずーっとそこに止まっていたのだけれど…そんなものなのでしょうか?訓練されてるのかな?ルーサーの入場&退場を見逃してしまったのが残念。

ツアーリハーサル中に、アコースティックな感じのいい曲ができて、そのバージョンで皆さんに聴いて欲しいと思ったので…雪が降った今日という日に(1日目)、とても似合う曲だと思います、とMC。
2/11に発売されるアルバムの初回限定盤に、このライブバージョンアレンジが収録されるとのこと。(種子田さんが参加されているかどうかは不明)

『SNOW SONG』
種子田さん、アップライトベースで。
退場時、種子田さんはするり~と上手側袖へ、青山さんは、上手側の方で何度も何度も手を振ってました(1日目)。
2日目は、ベースを置いて袖へ行く前に、両手を挙げて手を振ってました…が、その次の瞬間、前の方に隠されてしまったのでした…(苦笑)

「みんな、最高!」「ありがとうございましたっ!」「また絶対会いましょうねー!」

「最後のお願い、MISIAと呼んで下さい!」
のいつもの呼び掛けに、会場から大きな声があがる。「MISIA~♪」

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