‘050208 Jasrock@LIVE CAFE STORMY MONDAY YOKOHAMA(神奈川/横浜)

今回は、元チンピラ詩人(笑)kaoruさんの弾き語り(1st)&バンド形式”Jasrock”(2nd)でのライブでした。
メンバー、kaoru(カオル)/Vo.&Key、橋本じゅん(ハシモトジュン)/G、湊雅史(ミナトマサフミ)/Dr、たねけん~種子田健(タネダタケシ)/B。

種子田さん、使用ベースは、私の大好きな、赤茶系のFender(苦笑)>自分のための覚書なので、個人的な枕詞は見逃してください。
立ち位置は、ステージ最上手というか、ライブハウスの入り口ドアのすぐ近く。

私の座席はど真ん中最前(笑)、というよりも、kaoruさんのど真ん前と言った方がより正しい感じで。
キーボードの上にドリンクを置いた方が取りやすいかも…のような感じで…そこに案内されたときに、思わず「恥ずかしくてこんな席に座れないよー」と言ったら、楽屋がなくてそこら辺にいらっしゃった(顔を知らなかったの…)kaoruさんに『なにぃ~?』と凄まれる…>おおげさです。

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kaoru氏『Jasrockでございますっ!』×2。

その後、すぐ曲へ。
『Strange Bugs』

自己紹介のような歌詞。
「あなたのお名前なんてーの?私はkaoruと申します。」
「いい歳こいても長髪で、どーにもこーにも進歩がねーっ!」
ゆったりと重い感じの…

そのまんま、すぐ次の曲。
『sho-joe』

楽しい印象の曲、ロックなのに手拍子しちゃいたい、みたいな(笑)>表現が…m(_ _)m
結構、ギターなんかギュインギュインいってるんですけど。
種子田さんは、小さく細かくリズムを刻んで。

kaoru氏『完璧だったねっ!』

『Jasrock、という「チーム名」を考えまして(そう仰ってました)…今後の活動の予定はないのですが…』
が、終演後、大きな声で各メンバーにスケジュールを確認し(皆さん、ほんとお忙しそうです)、どうにか次は決まりました。

メンバー紹介。
『ギタリスト、電気がなければ、酔っ払い』→橋本じゅん氏。
『ベーシスト、電気がないと、パチンコ屋』→たねけん(種子田さん)。
 弦を2度弾いて…納得?反論?の音を(笑)
『ドラ息子、電気は…いらないけど、ドラ息子』→湊雅史氏。

『ギャングのワルツ』
kaoruさんの音から静かに始まる。
その中に…静かな情熱が滾(たぎ)っているような…そんな曲。

『今日、初めてやる曲で、スマトラの地震で。。。と思って…そこで観光客相手に働いている人たちの気分になって…』と次の曲へ。

『くもをつかむような話』

初めの部分は、歌というより…朗読、サビの部分だけメロディに乗せて。
湊さんはシンバルを優しく叩いて…ギターはつま弾いて…ベースも切なくメロディーを奏でる。
平和な日常を…でも、楽しいだけじゃない日常が、目の前を流れる。

一転。
ベースの音が細かく襲ってくる…遠くから…
ドラムもギターもキーボードも…どんどんと激しくなる、狂ってくる…

そして…
大波はおさまり…穏やかな音が戻ってくる…
太陽は容赦なく照りつけ、砂浜は白く輝き、風は爽やかに…
何事もなかったように…?

『明日は北朝鮮と日本がサッカーをやるらしいんですが…じゅんくんと湊くんがやっているバンド(A)がまた明日ここでやるので、サッカーは録画しろっ!』

ここらへんで種子田さんが『三千円札事件』の話をしたら、と促してくれて…無事そのお話が聞けました。
(弾き語りのときに「サラミ事件」と「三千円札事件」、どっちがいいか?両方はダメだ、と言って「サラミ」のみだったのです)
長いよ~、と言った後、メンバーに『そこにいろよなっ!』と指示して話し始めました。

ものすごーく要約すると…
ピザを頼んだときに、応対した少年ケンちゃん16歳(仮名)が、ものすごーくおかしな青年で…
とにかく紆余曲折はあったけれど、どうにかこうにか無事注文を伝え…
ようやく「\2850になりますが、支払いはどうしますか?」というとこまで来た。
「じゃあ、\3000で」と言ったら…ケンちゃん、「えっ?三千円札ですかっ?」とのたまったと言う…

そういうお話。
ものすんごい細かい笑いどころがあるし、kaoruさんのお母さま、ミチコママも本当は出演してるし、ピザ配達員とのやりとり(でも、これもケンちゃんが招いた災いなんだけど)もあるし、kaoruさんの話し方が面白いっていうのもあるんだけど…
こういうのは、文字に並べても多分面白くないので…聴きたい方はライブへ(笑)

『hallelujah』

タイトルとは真逆な歌詞が並ぶ。
始まりと終わりでは、全然印象が違った。
邪道→王道、不穏→爽快、闇→脱出、みたいな?>かなり主観的ですが。
好きだなあ、と思った。

『ルール』
kaoruさんが「最後の曲」と言った瞬間、種子田さんイントロが始まって…

『ベース、たねちゃんっ!』
『ドラムスコ~、ミ・ナ・ト~♪』>節付きで。
『ギター、ジュンッ!』
『カオル』

幸せに浸れるロック、こゆの大好き。
うるさくないギター…でもギュインギュイン、力強いけど怖くないドラム、そして種子田さんのベース(笑)、幸せじゃないはずがない。
kaoruさんの曲、どの曲も伝わってくる。
正直…歌は巧いほうではないと思う、でも居心地は悪くない。
歌詞は…ロックだと思う、本来の意味での。
メッセージ色の強い…でも、だから胸にくるっていうのではなく…音そのものがメッセージを持っている気がする。
それは…このメンバーの為せる技か?それとも、曲そのものか?それはまだ分からない。

最後に『たねけんっ、湊、ジュン、カオル、Jasrock!Thank you!』

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『リトル・ウィング』(ジミ・ヘンドリックス)

アンコールの拍手にその場を立ち去ることなく(楽屋がないので、立ち去る場所もないんだけど)、すぐに応えて…Keyを弾き始める。
弾きながら『私の尊敬するギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの「リトル・ウィング」というナンバーを畏れ多くもやろうとしております。歌詞だけは日本語にしてきました。』

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2ndステージセットリスト(バンド編)

1.Strange Bugs
2.セカンドライン
3.ギャングのワルツ
4.くもをつかむような話
5.hallelujah
6.ルール

En.リトル・ウィング(ジミ・ヘンドリックス)

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雑記。

今回は、いつもとちと違った感じでまとめてみました。
他人から見ると変わらないかなあ…でも、自分の中ではものすごい大きな違いがあるんですけど。

ライブ中、kaoruさんの心の中の世界が見えた気がしてるので…大変おこがましいですけど。
ちと、そういう意味で、ライブの最中は自分の心の中も見つめるモードになって…あ、やばい、種子田さんに集中しなきゃ、と思ったこと数回。

なので、そういう感じを文章にするのは…とても難しく、なんというか…私の心の中をさらけだしてしまう作業になりそうなので、ここでは意図して制限してみました。
あと、kaoruさんワールドをここで表現するのも違うと思ったので…kaoruさんワールドはkaoruさんが直接創りだす空間で感じるのが正しい道だと思うし。
ライブだけじゃなく、CDやサイトなどもありますので、どぞ。
多分、下記に行くと…私が書いてることが分かると思います。
好きor嫌いもハッキリと分かれる気もしますが…私は大好き。

http://whoswho.jp/

じゃあ、種子田さんのことをつらつらと書くのはどうなんだよ、というツッコミはナンセンスです(苦笑)
種子田さんの音を私が文字で表現できるわけもないし、単にウキャーとか言ってるだけなので、読む方の想像力に影響はないかと…ただ、ここにお馬鹿が1名いるよ…てなものではないかと。
(こんなお馬鹿なファンがいるアーティスト…可哀想だな、と思われるのか…う~む…それは不本意だなあ…)
kaoruさんは、詩人なので…言葉を紡ぐ人を言葉で表すのはムリがあります、という感じで。

※1番トップに「元チンピラ詩人」と記載してますが…kaoruさんの日記だったか…BBSだったか…に、チンピラ詩人と自分で言うのをやめた、と書いてあったからでございます。
でも、なんだか彼を表している「肩書き」な気がしたので、個人の意志を尊重しながら、という私個人の判断でそういう表記にさせていただきました。